年間来院患者数は7010名、1ヶ月の平均治療患者数は239名、メインテナンスは346名でした。
こちらを月別で詳しくみると、
来院患者数は、1番多い月が12月の678名、逆に少ないのは11月の490名でした。平均来院患者数は584名です。このデータから、当院の主なメインテナンスの周期である3ヶ月おきに、最大の12月からは比較的来院数が多く、最小の11月からは少ない傾向にあることが分かります。12月は、体感的にも急患が多く、年内に治療やメインテナンスをして、綺麗な状態で新年を迎えたい、という方が集中しているのではないか、と考えられます。
治療患者数も、同じような傾向にありますが、年間2864名、最大は3月の275名、最小は8月の202名、平均が239名でした。
メインテナンス患者数は来院患者数と同じく、年間4146名、最大は12月の406名、最小は11月の270名、平均346名です。そして、ここからは、主に歯科衛生士によるメインテナンスに関するデータとなります。
グラフ上1番左の「担当患者数」とは、全歯科衛生士が担当している患者数で、平成26年4月から、平成28年3月では1362名おりました。その内、当院で主に実施している3ヶ月おきのメインテナンスにいらしている方が928名、3ヶ月以上6ヶ月以内の方が190名、1〜2年以内で不定期の方が244名です。こちらを、
1年以内に、定期的にメインテナンスに来院する「定期」患者数と、1年以上来院せず、2年以内に、不定期でメインテナンスに来院する「不定期」患者数で比較すると、定期数が1118名、不定期数が244名です
パーセンテージでは定期来院患者87%:不定期来院患者13%となります。
各歯科衛生士の担当患者数を比較すると、経験年数の長い歯科衛生士ほど、担当患者数に伴って不定期数も増えていきますが、66%〜100%の患者が定期的に通っております。
純新患時に収集しているデータで、男女別年代来院数は、全体的に女性が多く、特に40代の方が多いことが分かります。
DMFTについて、全体平均は13本で、1番少ないのは10代の4本、多いのは80代以降の20本となっております。
さらに詳しくみると、年代が上がるごと、徐々に本数も増えていることが分かります。
当院では、基本的に純初診時に唾液検査を実施しております。しかし、中には、成人歯科検診や産前・産後検診のみで来院された方もいらっしゃったため、残念ながら100%にはいたりませんでしたが、90%以上の患者様には、実施することが出来ました。
この唾液検査から見ている各リスクの結果としては、半分以上の患者が「1」までにおさまっている「飲食回数」、「唾液分泌量」、「Buff」は比較的リスクが低いこと、逆に、半分以上の患者が2以上である「フッ素使用状況」、「プラーク量」、「LB」はリスクが高いことが分かりました。
歯周ポケットからみる歯周病進行度を喫煙の有無で比較すると、非喫煙者にはP重度の方が0人で、2/3以上の患者がG・P初期であるのに対し、喫煙者は健康な方が0人で、P中程度以上の方が約半数を占めます。つまり、喫煙によって、治療の効果が表れにくくなってしまうとともに、進行をはやめてしまう結果が出ています。
当院に来院されたきっかけをご紹介します。平成28年度としては、ダントツで人からの紹介、家族や友人等から、または日吉歯科からのご紹介を受けて当院にいらした方が多いということが分かりました。
|