医療法人社団 友優会 江崎デンタルクリニック
〒 156-0051 東京都世田谷区宮坂2-25-20
東高ペアシティ世田谷赤堤107号 TEL 03-5450-3666
この実験の目的は日常私達が歯に被せるカラーレスセラモメタルクラウン(日本では通常自費治療で行われるセラミッククラウン)のマージン(削った歯の表面と接合しあうところ)が製作過程から製作後でどの程度の変化様相を呈するか調べた実験である。
・セラモメタルクラウンのデザインはカラーレスセラモメタルクラウンである。
・CAD/CAM金属歯牙模型は米国の専門業者へ依頼した。
以下、実験で使用した石膏作業模型、歯牙模型、鋳型の鋳造、セラモメタルクラウン作成はすべて、Dr.江崎自身で作り実験したものである。
プラスチックの歯牙模型の前歯を虫歯治療と同じように歯を削ってクラウンを被せる前の状態にした。
前歯は取り外せるよう可徹式(取り外しできる事)にしている。
コンピューターCAD/CAM
CAD/CAMの説明図
コンピューターCAD/CAMとつながる細い棒で歯の表面形態をなぞり整形する
CAD/CAMで歯の形態を入力した 軌跡をプリントアウトしたもの
CAD/CAMを用い、上の旋盤で可撤した歯の模型と同じ金属製の歯牙模型を製作した。
製作した金属製の歯牙模型(外面観)
製作した金属の歯牙模型(内面観)。虫歯治療で歯を削った人間の歯の形態とする。
クラウンケースを製作する
6ケース作成した
型を採って石膏歯牙模型(作業模型)を作製した。
作業模型の上でワックスを盛り、セラモメタルクラウンの基盤となる金属を作る。
ワックスを金属の鋳型に流し込んで鋳造したもの。
厚さは通常、0.4~0.3mmに薄く仕上げる
金属の表面に白色の陶材を盛る。
左(1枚目)、前から見たところ
右(2枚目)、後ろから見たところ
前歯の見えるところ(歯肉のところ)が黒くならないようにするため、内側を金属で止めている。
表面に塗った白色の陶材の上に、もう一度厚く白色の陶材を盛る。歯肉に囲まれた歯頚部はショルダーポーセレン。
完成した4個のカラーレスセラモメタルクラウン
4Unitsのクラウンを6ケース製作した。全部で24個のクラウン。右は当時愛用した、顕微鏡カメラ。
完成したカラーレス・セラモメタルクラウンのマージン(削った歯と被せ物の境目)を一つ一つ顕微鏡で観察する。
※赤線部分
右下の写真はクラウンの裏側
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